当院ではこの度、『地域包括ケア病棟』を新設しました。
地域包括ケア病棟とは、国の基準によって定められた『在宅復帰支援のための病棟』です。
急性期治療が終了し、すぐに在宅や施設へ移るには不安がある患者様に対して、「在宅復帰支援計画」に基づき、主治医・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカー・その他メディカルスタッフが協力して復帰支援を行い、在宅復帰を目指す病棟です。
急性期治療が終了した患者様が対象となり、在宅または介護施設への復帰を目指しておられる方であればご利用いただけます。
■ 入院治療により状態は改善したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
■ 入院治療により病状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
■ 在宅での生活にあたり準備が必要な方
※地域包括ケア病棟に直接入院していただくか、あるいは当院一般病棟から転棟していただくかは主治医が判断の上、患者様やご家族の方へ提案させていただきます。
※一般病棟から地域包括ケア病棟へ転床をされる場合は病室が変わります。また病状によって病室を変わっていただくこともございますので、ご了承ください。
定められた地域包括ケア入院医療管理料1を算定します。
一般病棟とは違い注射・投薬料・リハビリ・簡単な処置・検査料等の費用が含まれています。(室料別途)
※治療内容によっては自己負担金が増額する場合もあります。ご不明な点がございましたら職員までお尋ねください。(後期高齢者(75歳以上)の方は医療費の上限が定められていますので、一般病棟の場合と負担上限に変わりはありません。)